どうもおはようございます。しばらく入金はできなさそうなので、暇つぶし、気晴らしに書かせて頂きます。
皆様はドラゴンクエスト3に登場するメルキドの街をご存じでしょうか?城塞に囲まれた、大魔王の城に近い街です。
そして、
「どうせ しぬんです! はたらいてもしかたありませんよ。」
の名(迷)台詞を吐く住民がいるあの街です。オレは勝手にメルキドニートと呼んでいます。この街の住民の多くは大魔王を恐れるあまりに絶望して働かなくなっており、眠っている者までいる有様です。趣旨は違いますが、元祖躺平(寝そべり)と言っても良いでしょう。
若い頃は何だコイツらは?と不思議に思っていたのですが、歳を重ねるにつれて彼らの気持ちが理解できるようになっていって、現在では完全に彼らの同志になり果ててしまいました。
今までの学生・社会人生活で擦り切れて、現在のコロナときたらそれは絶望しかありませんよ。
オレ個人としては、現実世界でもメルキドニートが増えて一大ムーブメントが起きてもおかしくないと思うのですが、実際は目立っておりません。これだけ全世界的にコロナが蔓延して経済が停滞し、治安も悪くなり、ロシアとウクライナの武力衝突等も加わり、更に地球規模の異常気象と絶望要素が沢山あるのに如何なものでしょうか?
宗教的なものなのか倫理の問題なのかオレには到底理解しかねますが、少なくとも現段階においてはメルキドニートは希少種であることは間違いないです。もしかすると本当の世紀末が訪れてもメルキドニートは増えないかもしれません。ドラゴンクエスト3の世界でも絶望的になっているのはメルキドの住民たちくらいですし。
オレ達メルキドニートは多く或いは100%近くの方からすれば理解できないでしょうが、産まれた時から生きる欲がなかった、生きるのに適していない人達からすれば共感されると思います。
こんなご時世だからこそそうした人がある程度台頭してくれればいいと思うのは、やはりオレくらいでしょうか?
