どうもおはようございます。昨日に引き続きまして重い話になりますので、苦手な方はお引き取りを。
オレは宗教の世界の話には疎いのですが、仏教の世界には輪廻転生とやらがあるみたいです。簡単に言えば、死んだ後も何らかの形で転生するという話です。
そして、生前の行いによって転生先が決まるみたいで、自殺とかだと畜生とかに生まれ変わって転生先で苦しむというシステムのようです。
生前の行いで徳を積んだら輪廻転生の輪から外れて、解脱、若しくは涅槃の域に辿り着けるみたいです。宗教に詳しい方がおられましたらもう少しわかりやすい解説を頂けると幸いです。
自殺だと人生の修行を放棄したからペナルティとして再び生殺しの刑!というのは彼らの理屈としては正しいと思います。オレ個人としては断固として反対していますが。
ところで、徳を積んで涅槃の域に至るとありますが、現世において一体誰がその域に近い存在なのでしょうか?多額の税金を納めている世界の大富豪トップ10の人達でしょうか?それとも日本国内における勲章を持っておられる方でしょうか?
個人的には今まで生きた人類の中でも数人いたか、もしくは本当は誰もいなかったかのどちらかではないかと思ってしまいます。
自分が死んだ後も報われるように世の為人の為に尽くして徳を積むというのは素晴らしいことです。ですが、それを説いて人にやらせるというのであれば話は違います。それで人を無限生殺しシステムに追いやるというのであれば、その輩こそ畜生に落ちるべきでしょう。
それに、輪廻転生システムは治安維持とか頑張って働かせて税金を多く取るには合理的であるとされていますが、本物の悪人とかには効果がないと思うんですよ。
世界中のテロリストたちに、「そんなテロをやっていると来世で畜生に落ちるから今すぐやめるんだ!」と言って説得できるでしょうか?北斗の拳に出てくるモヒカン頭の略奪者たちを止められるでしょうか?
聞く耳を持たないか、その場で惨殺されるでしょう。奴らも生きる為には必死ですから。
オレは基本的にどんな人間であっても死んだ後は無であってほしいと願いますし、死後の世界があるとすれば無の世界であるのが理想だと思います。
そして、残された人間が亡くなった人の功績を語り継いでいって、魂だけは生き続ける。こんな形でいいのではないでしょうか?
