金なしじいさんのアーリーギブアップ生活

40前後でアーリーギブアップ生活を送る老後の日記

本来ならば引きこもっていた

どうもこんばんは。決して無職、引きこもりを見下しているわけではないのでご了承を。

 

オレにはひきこもりの期間がありません。今まで社会不適合全開な記事を書いてきましたが、意外にもないのですよ。

というのも今まで子ども部屋おじさん(現在はおじいさん)をやってきて親の目があったからひきこもれずに、仕方なく学校や職場に行っていたからなのですが。

 

思えば学校でもずっと一人でしたね。特に中学、高校とかは。いじめとかそういうものはなかったのですが、よく不登校にならなかったなと自分を慰めてやりたいくらいですよ。

もっとも多くの人ならばこの段階でコミュニケーションの術を学んだり努力するのでしょうが、オレの場合はとにかく学校へ行くだけでいっぱいいっぱいでしたね。ほぼ毎日サボりたい!と思ってましたけど。

それに学校へ行きたくない!と訴えられる環境でもなかったですからね。そんなことを言えば何をされるかわからない恐怖がありましたので。思い返せばその教育が今も後遺症となって残っているのですが。

 

学校を仕方なく何とか卒業して、就職した時もオリエンテーションの時に作業ができなかったり、想像していた内容の業務とは全く異なっていたので3か月もたずに「辞めたいな~」と親に軽くこぼしてしまいました。

その時の親の怒りようが半端なかったです。オレとしては軽く愚痴をこぼした程度だったのに人格否定、意味不明な精神論の嵐でずっと閉口してしまいました。極めつけはとにかく3年間は続けろ!です。

今のオレからすれば3年間続けても通用しない人間もここにいるから意味はないだろうと。

 

その後も事あるごとに「とにかく我慢しろ」、「石の上にも三年」などという実質時間を奪うだけの説教が続きました。我慢を強要するならばその責任を金銭的な形で取れと今は思いますが、当時のオレは全く反論できませんでした。多くの人達ならばその時点で仕事を辞めるなり、実家を飛び出したりするのでしょうがオレはそれすらままなりませんでした。親に自己肯定感を破壊されていたというのもありますが。

 

こんな形で仕事を辞めさせないように圧力をかけ続けられていたので、引きこもるという選択肢は論外でした。会社は辞めたいけれども、それをやってしまったらもっと酷い目に遭わされるという恐怖がありましたので。今はネットの情報が入ってきているのでその洗脳が解けつつありますが、如何せん無能の高齢者でほぼ精神が破壊されてしまった状態ですので何ともできないのが悲しいのですが。

 

長期のひきこもり等で苦しんでおられる方々からすれば激怒されると思いますが、高校を卒業した時点でひきこもってしまえば良かったと思います。長期のひきこもりで得られるものはないと言っても過言ではありませんが、無理をして社会に出てもさして変わらないと思えるからです。

多少のお金は作れますが、オレのように自己肯定感が破壊されてしまうとそのお金も風俗とか娯楽とかに使ってしまって、自己投資とかには回せなくなるからです。そんなことをしてもコストパフォーマンスが悪いから意味がないと判断するといえば宜しいでしょうか。

 

そして数年間ひきこもって、たまにアルバイトをして、30前後くらいで天寿を迎えれば惨めながらもマシな人生だったかなと思います。こんなことを書いている時点でもう気力も何もないのでしょうね。

 

まあ無理をし続けた人生ですが、無能が社会に適応しようとしてもコスパがよくないということを学ぶことができたと捉えれば、悪くはなかったのでしょう。