この国には納税、勤労、教育を受けさせるという三大義務が存在しているが、今のご時勢労働の義務は有名無実と化してるのは間違いないだろうな。
何でかというと、昔に比べたら凡人でもできる仕事が激減していて、人手不足の分野でも高度化していたりして人が集まりにくいからだ。
確かに100年くらい前だったらパソコンとかも当然ないし、機械化もさほど進んでいないので人海戦術な労働が必要とされていたし、義務と言われても頷けたさ。
だけどよぉ?今はどうだ?オレから見たらまだまだだけど、AIとか自動化の技術が進歩していて、サルでもできるような単純作業なんて殆どないだろ?
それなのに日本のみならずこの世の人間は未だに労働は義務だ!!とか馬鹿の一つ覚えというか一種の狂信者のように吠え立て、無職やニート、仕事のできないやつを叩きまくる連中の多いこと。
コロナ脳とかよりも、この労働脳の方がオレとしては深刻だねぇ。奴らからすれば労働は何よりも尊いのだろうけども、奴ら自身が労働を汚しているということに気づかないのだろうか?
言っておくが、俺も労働は尊く、汚されるものではない神事みたいなものだと思ってる。だからこそ労働は無能な者がやるべきではなく、相応の者だけがやるべきだと思うんだよ。所謂少数精鋭だな。
そういう意味だったらオレの方が敬虔な労働教の信者かもしれねえな。
そんな現実であるにも関わらず、バカだろうと無能であろうとも無理矢理働かせるのがまかり通っているのだとすれば、イジメ相手がほしいんじゃねえのかな。
仕事のできないやつでも、イジメ相手として残しておけば一種の連帯感とか安心感が産まれるし、上への不満も抑えられる。残酷だが合理的な考えだ。
もっともそんなイジメに依存している組織はオワコンであるということの裏返しでもあるし、私たちは成長できませーん!とカミングアウトしてるのと同じだけどな。成長するのを諦めるのはオレだけにしとけっつーの。
なので、これからは少数のエリートが頑張って、他はベーシックインカムで黙って貰う方向にしていくのが効率的だということ。
まあそんなお金も出せない!というのならば安楽死を用意してもらってもいいのだけどね。少なくともオレ自身に対してはそれでいいと思うぞ。